Nobody Survive Tales

書きたいことをとにかく書いていきます。

<クワイエット・プレイス>音を立ててはいけない世界。映画館で見るのがお勧め!

どうも、NSTです。

 

先日、こんな映画を観に行きました。

 

quietplace.jp

 

「音を立てたら、即死」

 

なんとも強烈な煽り文句です。

 

ジュラシック・ワールド 炎の王国」を観に行った際に、予告編がやっており、その時から気になっていました。

 

※下記のリンク先はネタバレ有のため閲覧は自己責任でお願いします※

 

nst-happy-social.hatenablog.com

 

今回はネタバレなしで感想を書いていきたいと思います。

 

 

さて、「音を立てたら、即死」というその原因は映画開始後10~15分くらいで開示されます。

 

そのため、いったい何が原因で音を立ててはいけないのか?ということに興味を持って観に行った人は肩透かしを食らう結果になるかもしれません。私も実際そうでした。

 

原因が明示されて以降は、音を立てないでどのように生活するか、主人公たち家族間の関係、即死させてくる原因への恐怖と言った描写が展開されます。

 

個人的には音を立てないで生活するために家族が凝らしていた様々な工夫、例えば素足で歩いたり、歩く道に石灰のようなものを敷き詰めて足音を減らしたりといった描写は細かくて作りこんでいるなぁ、と感じました。

 

その一方で電気が通っていて、夜になると電球をともしたり、地下室で大量のモニターが稼働していたりという「これって結構音するよね?」という野暮なツッコミをしたくなる描写もありました。

 

また終盤は即死させてくる原因の弱点を発見し、立ち向かうことになるのですが、その弱点に対する感想としては「え、これが弱点なの?」というものでした。

 

この弱点ならば、主人公家族が置かれている状況になる前に原因を除去できたのではなかろうか?と思ってしまいました。

 

批判的な事ばかり書いてしまいましたが、もちろん、良いなぁと感じたところもあります。

 

この映画で最も秀逸だと感じた点は「音を立ててはいけない」という演出そのものだと思います。

 

映画館では映画に集中できるよう、静かに鑑賞することになりますし、外部の音が入ってくることもありません。

 

そのため、他の映画とよりも登場人物たちへ感情移入がしやすいかな、と感じました。

 

しかしながら、上の方で述べたようにいろいろとツッコミどころもあるため、総括すると細かい部分が気になってしまう人にはこの映画はあまりお勧めできないと感じています。

 

ホラー映画的描写は満足のいくものと思っていますので、「何が起こっているのかわからない」というワクワク感ではなく、単純に幽霊や怪物によるホラー映画と割り切ったほうが楽しめるし、鑑賞後の満足感も充足されると感じます。

 

クワイエット・プレイス」を観に行くきっかけも予告編でしたが、上映前にまたまた面白そうな予告編をやっていました。

 

hereditary-movie.jp

 

こちらは幽霊的な奴で結構怖そうです。次に映画を観に行くことがあれば、これにしようかなぁと考えています。

 

とりあえず、今日はここまで。