Nobody Survive Tales

書きたいことをとにかく書いていきます。

物凄くどうでもいいが、今でも覚えてる最恐の夢の話をする

どうも、NSTです。

 

先日、妻を起こした際、夢をみていたと言っていたので、どんな内容かを教えてもらいました。

 

彼女は夢の中で、形見のハンコを持ってきてくれたメジャーリーガーのイチローに思いっきりハグをしていたそうです。

 

彼女が野球を観ることはほとんどなく、なぜハンコを持ってくるのかも理由はわからないのですが、イチローにハグをすると言うことはおそらく今後の人生でもほぼ確実にありえないでしょうから、少々悪いことをしてしまったかもしれません。

 

さて、妻がみたように、夢というのは荒唐無稽なものがほとんどでしょうが、時にリアリティをもちつつ、人の心に訴えかけてくる内容のものをみることがあります。

 

今日は私が6年前にみた最恐の夢の話していきたいと思います。

 

 

今から6年前というと、2012年。

東日本大地震からまだ1年しか経っておらず、世間は震災ムードに包まれていた頃と思います。

 

その当時の私は京王線沿線にある駅からほど近いマンションで一人暮らしをしていました。

 

線路に面していたものの、防音がしっかりとしていて、決して寝苦しくはない部屋だったことを覚えています。

 

季節は4、5月ごろだったでしょうか。過ごしやすい時期でした。

 

その日も残業で遅くなり、家に着いた私は軽くシャワーを浴びると泥のように眠りにつきました。

 

夢の中で、もちろんそれが夢だとは気づいているわけもなく、私は寝ていました。

 

すると、携帯電話が鳴り出します。

「気持ちよく寝ていたのに...朝からなんだよ…」

そう思いながら、私は手を伸ばし、電話に出ました。

 

「もしもし、私、M大学のものですが…」

 

M大学は私が卒業した大学ですが、なぜ今頃、しかもこんな時間に、といぶかしんでいるのに構わず、電話の向こうの人物は話を続けます。

 

「大変申し上げにくいのですが、NSTさんは卒業要件の取得単位数を満たしていないことが判明しました。すぐに学校にいらしてください」

 

そう言うと電話は切れてしまいました。

 

その瞬間私は目覚めました。夢の中ではなく、現実で。

 

「ヤバイ!会社になんて言おう?明日から学校行かせてくださいって通るかな?通るわけないだろ、お客さんになんて説明したらいいんだろう?」

 

人間というのは緊急事態になると、いろんなことをものすごい速さで考えられるものなのだということを、この日に初めて実感しました。

 

しかし、ふとおかしいことに気付きました。

 

「そもそも卒業できていないなら就職できてるわけがない」ということに…

 

この時、ようやく私は今までの一連の流れが夢であることに気付けたのです。

 

とてもリアルで、私の心を芯まで冷やしたとても恐い夢でした。

 

とりあえず、今日はここまで。