Nobody Survive Tales

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1億5千万円の絵がシュレッダーに!?~覆面芸術家バンクシーとは?~

どうも、NSTです。

 

私はオークションに参加したことはないのですが、自分の落札した作品が目の前で消失してしまったらどうでしょうか?

 

正直何を言っているかわからないと思いますが、実際に上記のようなことがありました。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

バンクシーなる覆面芸術家が2006年に制作した「赤い風船に手を伸ばす少女」を2018年10月5日に1億5千万円で落札した瞬間に、額縁に仕掛けられたシュレッダーが動き出し、絵が裁断されるということがありました。

 

ちなみに誰がシュレッダーを仕込んだかというと、作成者の「バンクシー」本人だそうです。そうなると、この作品は裁断されるまでを含めて作品だったということなのでしょう。

 

作成してから売れるまで12年間、バンクシーも毎日気がかりだったことでしょう。

自分の気付かない間に売れてしまって、裁断できるチャンスを逃してしまったら元も子もないでしょうからね。

 

 

さて、この記事を読んで、バンクシーなる人物がどんな人か気になったので簡単に調べてみました。

 

動物園や戦時下にある地域の壁に皮肉めいたメッセージを落書きしたり、大英博物館メトロポリタン美術館等の著名な美術館に自身の作品を勝手に飾ったりするずいぶんとアグレッシブな人物のようです。しかも勝手に置いた作品が後に正式なコレクションとなった事例もあることから、その作品には観る人に何かしらのメッセージを与える芸術性を有しているのでしょう。

 

そもそも覆面芸術家という肩書がすごいです。プロレスラー以外で覆面という接頭語が付く職業を初めて見た気がします。

 

なお、芸術作品というと絵画や像と言ったイメージが強いですが、この人の場合は映画も作成しており、バンクシーを追う映像作家がいつの間にか追っているはずのバンクシーによってグラフィティアーティストに仕立て上げられるという映画まで撮っています。ずいぶんとマルチな才能をお持ちのようです。

 

自分が知らないだけで世界にはこんなにも茶目っ気のあふれた人がいるんだなぁ、と思いました。

 

冒頭の記事で落札した人からすると、そんなレベルでは済まないくらいの驚きと悲しみで気持ちがあふれていることでしょうが。

 

とりあえず、今日はここまで。