早稲田大学で数学が必修化~やはり数学は万人に必要か?~
どうも、NSTです。
最近ネットニュースで気になる記事を発見しました。
早稲田大学といえば、東京六大学の一つであり、私学の雄として知らない人がいないと言ってもいいほどの名門大学です。
一般的に私立文系の大学は英語・国語・社会(政治経済や世界史・日本史、地理)の3科目で受験できますが、早稲田大学の政治経済学部はそこに数学が加わって、国語・外国語の2科目と社会・数学の2科目から1つを選び、合計3科目で受験するという形式でした。
これが2021年度からは、国語と外国語に加え、数学Ⅰ・Aが必須となります。
なぜ早稲田大学は数学を必須化したのでしょうか?
私は、世に出る人には他人にわかりやすく説明できる力が必要である、と考えたからだと思います。
社会に出ると、人に対して説明しなければならないことが増えます。
なんとなくではなく、これこれこういう理由があってこうしたい、ああしたい、そうするべき、という説明を求められます。
そのような説明は論理性を有することが必須条件ですが、同時に数字で説明をしなければならない時が多々あります。
販売価格の設定根拠、事業採算性の説明等々数字で説明しなければならないことはたくさんあります。
そんなときに数学の基礎知識があるのとないのとではアプローチの仕方が異なると思います。
センター試験の後進にあたる「大学入試共通テスト」でも記述式問題が入る可能性があるようで、論理力の強化(ひいては説明力の強化)は日本国が目指しているところなのかもしれません。
とりあえず、今日はここまで。