どうも、NSTです。
8月ももはや終盤に差し掛かる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ちょうど昨日辺りから急に湿気が少なく、過ごしやすくなった気がしており、秋の訪れを期待しております。
さて、今日もESOの記事になります。
※ネタバレ要素があろうかと思いますので気にされる方はご留意願います※
グラーウッドで森林浴を楽しんでいると助けを求める声が聞こえてきました。
冒険の予感がしますので、早速向かってみます。
このギシリルというウッドエルフの女性によると、アルドメリ・ドミニオンの軍隊が押し寄せ、自分たちが暮らしていた土地に穴を掘るよう命じてきたそうです。
また彼女らが掘らされた穴から、この地域にはいるはずのないフロスト・トロールというモンスターが出現し、人々の生活を脅かしているそうです。
アルドメリ・ドミニオンは統制が取れていないという問題こそ抱えているものの、一般市民には無体をするような集団ではないのですが、一体何があったのでしょうか。
しかも穴を掘らせるというのは全くもって意味が分かりません。
彼女に詳しい話を聞いたところ、兵士たちは「ラジーンのマント」という宝を探しており、リーダーはエンダーレ将軍だそうです。
エンダーレ将軍といえばヘブンの街の警護を任されていた人物で、彼女が不在だったことで海賊たちに街を奪われてしまったという事件がありました。
ギシリルからブレロルという魔術師がこの件を対処しようとしていると聞いたので、会いに行ってみることにしました。
彼によるとここは「ファリネスティ」という彷徨う街の信者が集う集落で、ラジーンのマントというのは迂闊に触れると心が蝕まれてしまう古代の遺物だそうです。
いろんな単語が出てきてよくわからなくなってきましたので、色々と彼に聞いてみましょう。
まず、ラジーンというのはカジート達が信仰する「詐欺の神」だそうです。
盗賊と詐欺師に崇拝されているそうなので、あまり一般の方々にご利益がありそうな神様ではなさそうです。
ラジーンときくと遊戯王カードを思い出す方も多いでしょうが、全く関係ありませんでした。
一方、ファリネスティについてはあまり詳しく聞くことはできませんでした。
ただ今までの冒険でも断片的な情報は得られており、ブレロルから語られる数少ない言葉とそれらを整理すると、今は存在しない街で、街全体が移動してしまう性質を持っていて、かつて存在した場所にいつか帰ってくるという伝承があり、それを信仰する人々が各地に今もいる、という理解に至りました。
さて、なぜエンダーレ将軍は触れると精神が蝕まれてしまうという「ラジーンのマント」を欲しがっているのでしょうか。神の遺物とはいえ、そんな危ないものには触れないほうが良いと思えるのですが。
そして更に気になるのは、カジートの神であるラジーンの遺物が、ウッドエルフの土地であるグラーウッドに存在する理由です。
エンダーレ将軍がマントを狙う理由はわかりませんが、古代の記憶が眠るというウェルキンド石というものがこの近くにあるそうで、まずはラジーンのマントがなぜここに眠っているのかを探りに行くことになりました。
画像に映っているエメラルド色の大きな石がウェルキンド石です。
ブレロルが魔法をかけると、古代の記憶が周囲に呼び起されました。
古代の記憶を確認したところ、以下のことがわかりました。
・かつてここにファリネスティがあった時代、ナイルメという夫人がいた
・ナイルメに横恋慕したラジーンは自身の影を用い、彼女を誘惑した
・ナイルメはそれをあしらった
・ラジーンの影は彼女が自分になびくまでファリネスティの地下室に彼女を閉じ込めた
・ナイルメはそれでもラジーンの影を愛することはせず、心を凍らせた
・ナイルメが心を凍らせた結果、地下室も凍り付いた
・ラジーンの影はなびかなかった彼女を隠すため、自身のマントをここに置いていった
とりあえず、ラジーンというのがものすごく自分勝手な神だということがわかりました。
またエンダーレ将軍が、ギシリル達に穴を掘らせていた理由もわかりました。きっと彼女も我々と同じようにウェルキンド石を用いて過去の記憶を覗いたのでしょう。
そしてフロスト・トロールが出現したということは、エンダーレ将軍達はナイルメが閉じ込められた、凍った地下室を既に発見したに違いありません。
エンダーレ将軍がラジーンのマントを手にするのは時間の問題のようです。
一般市民を虐げてまで手に入れようとする人物に、むざむざとマントを渡すべきではないでしょうし、エンダーレ将軍自身の身も心配です。
私も彼女を追って地下室に向かうことにしました。
随分と深く、広い穴を掘ったものです。
まるで月面にあるというクレーターのようです。
木でくみ上げられた穴に向かう階段を降り、凍った地下室を探します。
道中ではフロスト・トロールがうろつき回り、エンダーレ将軍の部下と思われるハイエルフの死体を貪り食っています。
彼らに見つからないよう、そうっと動きます。
しばらくうろつき回ると、周辺とは明らかに異なる様相を見せる洞窟を発見しました。
中に入ってみましょう。ひょっとすると、ここが凍った地下室なのかもしれません。
中には驚くべきことにナイルメがいました。
しかも氷像の状態で。
この氷像はナイルメが作り出した仮の姿で、この姿を通じて地下室にいるという彼女と話してみたところ、地下室へ案内してくれることになりました。
ナイルメによると、ラジーンが彼女を封じるために置いていったマントは地下室を開けるためのカギであると同時に、彼女が触れるとラジーンの虜にされてしまう呪いがかかっていることから、彼女は幾星霜もの間、地下室に閉じ込められることを余儀なくされているそうです。
彼女にとっては、私であれエンダーレ将軍であれ、ラジーンのマントを回収しさえしてくれれば、ここから出られることになるのでしょうが、強引な手法を用いるエンダーレ将軍がマントを手にすることはナイルメも心配なようで、私に協力してくれることになりました。
地下室の奥にマントはあるとのことで、ナイルメと共に中へ進んでいきます。
石でできた怪物のガーゴイルやスケルトンといったモンスターを蹴散らし、到達した最深部では、既にエンダーレ将軍がマントを手に入れていました。
どうやら既にマントに取り込まれてしまっているようです。
懸命に説得したものの、残念ながら言葉は届きませんでした。
剣を振り上げ、襲い掛かってくる彼女に雷の魔法をくらわしますが、なんと分身してきます。
一体倒しても、もう一度分身してくるため、きりがないと思い、本体と分身を同時に倒したところ、ようやく息の根を止めることができました。
なかなかの強敵でした。
どうやらエンダーレ将軍はより強い力を求めた結果、マントを探していたようです。
ただ、決して評判の悪くない彼女が、なぜ自分の職務を放棄してまでマントを探していたのかはわかりませんでした。
回収したラジーンのマントについてナイルメに尋ねると、かがり火の中に置いてもらうよう、頼まれました。
マントを燃やすことで、地下室を解放できるそうです。
マントを燃やすとどこからともなくラジーンの影の声が聞こえてきます。
どうやらナイルメがラジーンの影の愛を拒んだ結果、ファリネスティはこの地上から消え去ってしまったようです。
既にファリネスティはこの地にないため、この声はきっと録音みたいなものなのでしょう。
ラジーンの影はナイルメが愛を受け入れないことを予想していたのだと思います。
替える場所を失い、友人・家族も時と共に失ってしまったナイルメをブレロルに引き渡し、 少し寂しい思いを感じながら、私はここを去ることにしました。
とりあえず、今日はここまで。