どうも、NSTです。
プレイ日記も今回の記事でいよいよ3作目となります。
今回取り上げるのは「甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女」というRPGです。
このゲーム、少々マイナーだと思うのですが、個人的にはかなり思い入れのあるゲームなんです。
それを語るには10年以上の時をさかのぼることになります。
当時小学生の私は愛知県に住んでいました。
その日は恐らく土日だったと思うのですが、最寄り駅に母親と出かけたところ、駅前の広場でフリーマーケットがやっていました。
それが目的という訳でもなかったのですが、時間に余裕があったため、母親と二人で回っていたところ、面白そうなゲームが置いてあり、思わずに手に取って眺めていました。それが「甲竜伝説ヴィルガスト 消えた少女」です。
ゲームを眺めていると自分より少しだけお兄さんの小学生が「それ、あまり面白くないよ」と声をかけてくれました。
しかしながら、当時から天邪鬼の私はその忠告を無視し、離れた場所で別のものを観ていた母親に声を掛けます。
フリーマーケットに出品されていることからあまり高くなかったのでしょう。母親は嫌な顔もせず、買ってくれました。
それがこのゲームとの出会いになりました。
家に帰って早速プレイしてみましたが、途中からどうにも進めなくなり、結局放置してしまいました。あの時のお兄さんは正しいことを教えてくれていたわけです。
そんなほろ苦くも懐かしい思い出の詰まった本作をプレイしてきたいと思います。
※ネタバレ要素があろうかと思いますので気にされる方はご留意願います※
このゲーム、実は原作があります。
私も詳しくはないのですが、その昔「ガシャポンR・P・G」としてフィギュアのみならずミニブックやプロモーションアニメが展開され一定のファンを獲得した作品で、「デラックスボンボン」という雑誌で漫画も連載されていたようです。
詳しくは以下のリンク先で確認できます。
話がそれてしまいました。
ゲームを開始すると、まず学校から帰宅する男女二人組が描かれます。
画像の右側にいるのが「シュン」という男の子でこの物語の主人公となります。
隣にいる「ミチコ」はヒロインと思われます。
こういう情景を見るとなんとも言えない苛立ちのようなものを感じてしまいますね。子供のころは全く感じなかったのに不思議なものです。
さて、下校途中にいちゃつく二人ですが「謎のウサギ」に出会います。
少々不気味な雰囲気のこのウサギ、唐突に姿を消してしまいます。
そしてウサギが消えるのに巻き込まれるようにシュンは奇妙な感覚に襲われてしまい、画面が暗転します。
目を覚ますと見慣れない光景に囲まれていました。
明らかに日常の風景とは異なっています。察するに現実世界ではない、異世界に迷い込んでしまったのでしょう。
なぜこんなことになったのか、あのウサギが原因なのでしょうか。
疑問符ばかりが頭に浮かび、混乱している状況にもかかわらず、うっそうと茂る森の中から、突然モンスターが現れ、襲い掛かってきます。
万事休すと思われたその時、どこからともなく白刃が煌めき、シュンは事なきを得ます。
助けてくれたのはこの4人。
左からユータ、クイ、クリス、ファンナと言います。
シュンは下校途中にウサギに出会い、理由もわからずここにいることを説明し、道中一緒だったミチコを探したいことを4人に話しますが、4人が駆けつけたときにはシュンしかいなかったようです。
ここがどこなのかもわからず、ミチコとはぐれてしまったシュンを不憫に思った4人はミチコを探す手伝いをすることを申し出てくれます。
「地獄に仏」とはまさにこのことでしょう。
協力に感謝しつつ、まずは安全を確保すべく近隣の街に向かうこととします。
ここはどこなのか?元の世界に変えるすべはあるのか?果たしてミチコは無事なのか?なぜ下校途中にこの世界に迷い込んでしまったのか?
わからないことばかりですが、今はとにかく前進あるのみです。
とりあえず、今日はここまで。
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