<麻雀飛翔伝 哭きの竜_Part-End>竜を求め京都に向かう「雨宮 賢」!そして伝説へ…
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どうも、NSTです。
「麻雀飛翔伝 哭きの竜」のプレイ日記、いよいよ最終章です。
果たして雨宮は竜に出会えるのでしょうか?
※ネタバレ要素があろうかと思いますので気にされる方はご留意願います※
前回は海東の部下である、美濃部の弱みを探し出した結果、竜が連れ去られたという京都に向かうところまででした。
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一瞬で京都に到着しました。
移動する車中で美濃部と雨宮はいったいどのような時間を過ごしたのでしょうか。
雨宮はともかく美濃部は金の使いこみの証拠を握られています。
雨宮を連れてくる以上、海東から説明を求められるでしょうから、その言い訳でも考えていたのでしょうか。
ただ雨宮を連れてきてしまったこと自体、竜の居場所をばらしたという失態に他ならないでしょうから、例えうまく言い逃れできたとしても彼の今後はもうないのでしょう。
さて、いよいよ海東がその姿を現しました。
見た目は普通のおじさんですが、ものすごい威圧感を漂わせています。
集団のトップ、しかもその集団を構成するのが一癖も二癖もあるヤクザ者達となれば、まとめる側の人物も通常よりはるかに高いレベルの威厳が求められるのでしょう。
海東によると確かに竜はここにいるそうです。
ただし、会わせる前に俺と勝負しろ、と言っていきます。
竜に勝つにはまず海東を倒さねばならないようです。
竜との前哨戦に早速挑むこととします。
このゲーム、麻雀のうち方にキャラクター毎の特徴が結構あります。
私が気付いた範囲でいうと、例えば外田は七対子をよく狙う、石川は役満狙い、室田は立直がかかると弱気になる等です。
この海東にも特徴があり、やたらとカンをしてきます。
カンというのは、リンシャン牌を引けたり、ドラが増えることで役が高くなるというメリットもありますが、手配を晒す、ドラが増えることで相手の手も高くしてしまうというデメリットもあります。
しかし、海東はデメリットお構いなしにカンをしてくるのです。
ならば逆に利用してやろうと思い、リーチをかけますが、あまりドラがのりません。
しかしながら、東ニ局で大きな動きがありました。
これで海東を虫の息にすることができました。
面前であがる雨宮の流儀を無視しながら一切プラスに働いていないカンは無視しましょう。
このまま5,200でもあがれば勝利だと思い、次の局も立直をかけて積極的に攻めていきますが…
やられました。
字一色、32,000点をあがられます。
高い手を平然と作られるため、一時も油断できないことを失念していました。
がしかし、まだ10,000点以上残っています。
ここであきらめては竜に会えません。
気を取り直し、次局に挑み、なんとか5,200点をもぎ取ります。
そして最終局を迎えます。
ドラは二萬。
対子が多いため、七対子もいいですが、この点差だともう少し高い役を狙いたいところです。
萬子と字牌で手配の8割を占めており、一萬と三萬も2枚抱えていることから、萬子を中心に組み立てていけば混一色や清一色、ドラを絡めれば倍満もあり得るかもしれないと考え、まずは筒子を落としていきます。
順調に萬子をツモり、出来上がったのがこの状態です。
見事にドラが一枚もありません。
しかし、清一色ができました。
ここでの選択肢は2つ。四萬をきって七萬のカンチャン待ちとするか、八萬をきって五萬と九萬のシャンポン待ちにするか。
見えている情報から判断すると、待ちの数でいえば七萬のカンチャン待ちは最大で「4枚」となり、「3枚」のシャンポン待ちより多くなります。
四萬、八萬のどちらをきっても筋ひっかけになるため、その点のメリットは同一と言えるでしょう。
悩んだ挙句八萬をきってシャンポン待ちにすることとしました。
枚数は少ないですが、九萬は端っこのため、使いづらく七萬より多少は出やすいと考えてのことです。
この判断が吉と出るか、凶と出るか…
ロン!
親倍の24,000点で逆転です。あれだけ悩んだ結果、あがり牌となったのは五萬でした。
こういう予想外の結果になるのも麻雀の面白いところです。
以前にも書いたかもしれませんが、一般的なルールでは、最終局で親が一位になれば「あがりやめ」といってゲームを終了できるのですが、このゲームではそのルールは存在しません。
したがい、海東があがるかトブまでゲームは続きます。
これがこのゲームを難しくする要因の一つなんですよね。
倍満や役満を容易に作り上げる連中ですからね、油断できません。
結局この後、海東に倍満をあがられましたが、点差が大きかったため、逆転とはならず、なんとか勝利できました。
海東に連れられ竜が待つ一室へと向かいます。
ここで会えたが百年目、いよいよ竜との対峙です。
しかしどこか不思議な雰囲気です。幻のようにたたずむこの男、本当にそこにいるのか?と思えるくらい存在感がありません。
海東によると美濃部が連れてきたときからこんな感じで一言も発していないようです。
しかし、つい最近になって「あいつが来る…」というようになったとか。
雨宮の来訪を感じていたということでしょうか。
目の前にいる竜は、幻なのか、それとも現実なのか、そんなことは雨宮にとってはどうでも良いのでしょう。
最後の戦いが今、始まります。
竜は原作と同様、チーやポンといった鳴きを多用してきます。
そしてが上がる手がめちゃめちゃ高いのも特徴的です。
実は一度ダブル役満96,000点をくらってトビました。
そのため、これはリベンジ戦となります。
今回の竜は手の入りが悪いのか、なかなか鳴きもせず、あがりもしません。
一方こちらも立直をかけるものの、上がれないという膠着状態が長く続きます。
しかし、この局で漸くツモることができ、5,800点と大きくはないものの、竜と点差をつけることができました。
また5,800点と言っても場に供託した立直棒を回収できたため、点数は1万点以上開きました。
このまま勝利をもぎ取りたいものです。
こういう局面で悩ましい配牌が来ました。
暗刻は2枚あるものの、一つが九萬のため鳴いて手作りするとタンヤオが成立せず、足を引っ張ることになります。
一方鳴かずに手作りしたとしても刻子が含まれていることから高い手を作るには時間がかかることになります。
とりあえずは浮いている牌からきっていき、手作りを進めた結果…
なんとかあがりました。
正直入る牌がバラバラで、自分でも失敗したなぁと思いながらうっていった結果、あがってしまいました。
まぁ結果オーライという奴でしょう。
6本場のため竜の持ち点はわずか300点になりました。
殺しきれなかったのが痛いですが、ここまでくれば勝利は目前。
とどめを刺しにいきます。
なかなかの好配牌です。
既に一面子あり、雀頭もあります。竜の持ち点はわずか300点のため、立直でもなんでもあがればこっちのものです。
浮いている一萬、北あたりをきっていき、手配を整理します。
二索のカンチャン待ちで立直をかけます。
最初に竜が1枚切っていますので、残りは最大でも3枚なので受けの狭い待ちとなりました。
ただし、あがれば勝利は確定、はやる気持ちを抑え、勝負の行く末を見届けます。
ツモ!
最終戦にしては立直・自摸のみの極めて地味な手となりましたが、勝利は勝利です。
竜は己の宿命は勝ち続けることであったと語ります。
勝ちづづけること…なんという重い宿命でしょうか。
仕事や試合、形は違えど人々はいろいろな場所で戦っていると思います。
一つの戦いに勝利することも難しい私にとっては、こんな重いものを背負おうと考えること自体が信じられません。
竜は雨宮に負けたことで己の宿命は潰されたと語ります。
そして根城としていた新宿を出ること、また新たな宿命を背負った時、雨宮の前にその姿を現すであろうと言い残し、姿を消します。
果たして雨宮が打倒した竜は現実だったのか、幻だったのか、結局答えはわかりません。でも確かに雨宮は竜に勝ったのです。
そして竜に代わり、勝ち続けるという宿命を背負うことになりました。
麻雀飛翔伝 哭きの竜 The END
終わりに
2回目のプレイ日記となる本作ですが、正直な感想としては題材をミスったかな、と思っております。
といいますのも、麻雀という必ずしも万人受けしないゲーム且つ原作を知らない人からすれば「こいつ誰?」とか「絵濃くね?」とか「良く分からない」とかいうツッコミしか受けないであろう記事であったと思います。
ゲーム本編はというと、よくある二人麻雀のゲームであり、特筆すべき点はないと思います。キャラ毎の特徴は「役満」でもありますしね。
ただ原作では亡くなってしまった雨宮が、竜に代わり伝説とされるのは彼のファンからすると嬉しいIFであろうと思います。
原作を読んだことがない方は是非読んでみてください。
哭きで命を刻む竜の生き様、一読の価値有です。
とりあえず、今日はここまで。