どうも、NSTです。
つい先日、電車の中でニュースをチェックしていると、以下の記事が目に留まりました。
今年の2月に福岡市で開店したディスカウントショップ「スーパーセンタートライアル アイランドシティ店」の紹介記事です。
セルフレジ機能の付いたカートも興味深いですが、私がそれ以上に気になったのは店内に設置されている700台の監視カメラで顧客の行動を分析し、それを元に売り場のレイアウトや商品の陳列を調整するということです。
グーグルがクッキーを利用し、画面の前の皆さんの検索履歴を分析して、興味を持ちそうな広告を表示するのと同じことを、現実社会でやっているんだと感じました。
情報化社会ここに極まれり、といったところでしょうか。
さて、今回のケースでは、カメラを顧客の購買意欲の分析に用いていますが、これが犯罪の防止を目的とした場合を想像するとどうでしょうか。
町中に監視カメラがそなえつけられて、市民の行動を監視し、犯罪を行う人の行動を分析する…
分析の結果、犯罪を犯す人たちの傾向がわかり、犯罪を未然に防ぐため、それらしい兆候が見えた人を捕縛する…
多数のデータを分析した結果に基づく行為ですから、正しく見えるように思いますが、仮にデータ収集の方法が誤っていたり、分析の手法が誤っていたりということを考えると、大変なことになると思います。
とりあえず、今日はここまで。